2013年3月15日

窯元探訪~九谷青窯編~


2月。
全国的に雪の予報が出ているさなか
人生初の北陸へ行って参りました。

もう冬物は終わりという季節にダウンコートを
買わなければならないことに
若干悔しさがありましたが、仕方がありません。

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途中、福井辺りの車窓から雪が見えた時は
「想像より寒くて、もしかしたら雪で歩けない」
そんな事態も想像していましたが
なんていうことはなく、見る影もない
そんな状態でした。

しかも、青窯さんの送迎付き。
初めて伺うのに申し訳ない感じでしたが
電話の向こうから明るく迎えて下さる雰囲気が
伝わって来ました。

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九谷青窯さんは
もう開窯から40年ほど経つそうですが
当初より、若い作り手の皆さんが集っての「窯元」だそう。
普通(といっていいか、これまでお訪ねしたところでは大体)
先生という存在のご主人がいて、
アシスタント的なお弟子さんがいて、
というスタイルの窯元さんが多いのですが
青窯さんでは
「主宰」の方はいらっしゃるのですが
いくら若くても決して「弟子」ではないそう。
また、砥部などで見られる
1つの器を作るのにパート分けする「分業」スタイルをとっておらず
全員が成型から絵付けまでをそれぞれこなしている
そうなのです。

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なので、今12名作り手さんがいらっしゃいますが
皆さんが「作家」とでもいうのでしょうか
一人、一人の作品があります。

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自分で成型し、
自分で絵付け。
皆さんそれぞれの作業を黙々とこなしています。

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成型のあとの「素焼き」状態
このあと絵付けします。
磁器は型で成型して簡単に作られているイメージをもたれますが
実は何度も焼かれるので
手間がすごくかかっています。

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人気の商品がプレートだからでしょうか
棚板がすごく細かく設定してありました。
陶器だとプレート類が珍しいのですが
今回の入荷もお皿がとにかく多いですよ。

あと、土と違って
材料の「石」は粉末になっているのを練り上げるのか
窯場が粉っぽいんです。
磁器ものの窯元へ伺ったのが初めてだったので
意外でした。

そう言えば、作り手さんの中に
お父さんが川之江出身だ、という方が
いらっしゃってびっくり!
ご本人は京都らしいので川之江に来たことがない
と言っていましたが。
四国とは縁がないような
遠いところの印象があった北陸ですが
やっぱり日本は狭いのですね(笑)


青窯さんは全国の有名なお店にもたくさん入っているので
ご存知の方も多いとは思いますが
個人的にも大好きで
ずっと欲しかった焼き物の1つです。
九谷焼の伝統的な色絵ものも大好きですが
青窯さんのシンプルでスタイリッシュな染付や
植物をモチーフにした存在感のある色絵、
どちらもお気に入りです。

カデットのお客様の食卓にも
加えて頂きたい、
そんなうつわをぜひご覧になって下さい。
by zakka-cadette | 2013-03-15 18:20 | 出張日記 | Comments(0)

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